【ホームステイ初心者のマナーや心得】オーストラリア留学&ワーホリ
ホームステイに宿泊するときの注意点や心構え、お勧めの宿泊期間、wifi環境や食事、滞在中につかえる英語フレーズなどをまとめてみました。
この記事でわかること
ホームステイの基本的な心構え
ホストファミリーの家族構成は【大きな家に小さな子供と犬がいて】みたいなイメージをされるかもしれません。
そんなホストファミリーも当然いるのですが、母子家庭だったり、子供が独立した老夫婦だったり、シングルマザーだったりすることも珍しくありません。
そして、ホストはごくごく普通に生活しており、その中に私達は客人として迎え入れられるのではなく、ホストのルールに従って普通に生活をします。
有意義なホームステイをするには滞在者自身の心構えが重要で、どんな家庭であっても【これも何かの縁だ!】というポジティブな意識を持つことが非常に大切だと思います。
ホームステイを成功させるには
ホームステイを楽しみ、成功させるコツは友達づくりと一緒ではないでしょうか。
自分から積極的に話しかけたり、質問や聞きたいことががあればどんどんして下さい。
コミュニケーションの手段は言葉だけじゃなく、筆談やジェスチャーでも良いと思うし、話題も自分で考えてみてください。
日本のこと、日本の流行、自分が凝っているもの、その日にあったこと、オーストラリアの疑問点など、その日の話題を事前に考えておくと良いと思います。
大切なのは英語の間違いを気にしないこと!
話せないのは当たり前だというスタンスで。
【仲良くしたいんです!】という、こちらからの積極性が重要で受け身にならないことだと思います。
ホームステイが決定するまでの流れ
・ホームステイ先はどのように決まりますか?
・こちらの希望は叶いますか?
この2つの質問が多いので答えをシェアします。
基本的には、申し込む予定の語学学校や、宿泊手配を専門とする機関を経由してホームステイを予約して決定に至ります。
予約をする時に、犬猫のアレルギーはないか?、子供はいた方がいいか?、趣味は?など、いろいろと申込者の情報を伝え予約をします。
もし、犬や猫にアレルギーが出る方にはペットを飼っていないホストファミリーを手配できますし、子供がいないほうが良ければ、例えば老夫婦とかシングルマザーなどがホストファミリーとなります。
ほか、ホストファミリーに対する希望はいくらでも伝えることはできますが、希望を確約できるものではなく、あくまでもリクエストとしてお預かりする形になります。
宿泊期間について
オーストラリアに到着後、数ヶ月は語学学校に通う予定だと思いますが、その期間中はずっとホームステイをされるおつもりでしょうか?
個人的には以下2つの理由により、ホームステイは4週間~6週間が適度だと思います。
理由①:料金
どの都市でホームステイをするかによって料金が異なるので一概に言えませんが、間違いなくホームステイ後に暮らすであろうシェアハウスより宿泊費は高くなります。
ホームステイの料金はケアンズで週$250~$260、シドニーやメルボルンで週$300以上、その他の都市は週$270~$280くらいが相場です。
一人部屋と二人部屋では料金が異なりますが、シェアハウスの相場が週$150~$250くらいなので、ホームステイに比べるとだいぶ安く抑えることができます。
あまり長期でホームステイをするとお金がかかり過ぎてしまいます。
理由②:通学の距離
ホームステイ先から学校に徒歩で通学できることはまずありません。
ホームステイ先は郊外に点在するため、学校がある市内の中心部までは、バス、電車、トラムなどをつかい、ドアトゥドアで40分~60分はかかります。
また、日本のように頻繁に電車やバスが往来することもなく、バスは遅い時間まで走っていなかったり、もっと友人と放課後に遊びたいのに早く帰らなきゃ!ってことにもなるでしょう。
そんな環境や通学時間が不便に思うこともあるので、とりあえずホームステイは最初の4週間~6週間くらいにして、その後は自分で自由に生活環境を選べるシェアハウスへの引っ越しを考えた方が良いと私は考えます。
良いホストファミリーだったら延長しようかな!というスタンスが良いと思います。
補足として、サンシャインコーストやバイロンベイでホームステイをする場合、学校まで3キロ~5キロ圏内のホストファミリーを手配できることが多いです。
食事について
食事は基本的に月~金曜日は朝・夕食の2食、土・日曜日はランチを含む3食が提供されます。
朝食
コーンフレークやトーストにジュースなどが一般的です。自分でパンを焼いて食べたり、冷蔵庫のミルクやジュースを自分で取って飲むなど、通常はセルフになると思うので、ホストに用意の仕方を教えてもらい自分で準備できるようにして下さい。
夕食
オーストラリアの一般家庭における食生活はけして豪華ではありません。ホストマザーがヨーロッパからの移民であれば豪華な食卓になることもありますが、普通は前菜があってメインがあってとはいきません。週末になるとホストファザーの仕切りでBBQをしてくれたりもします。
もし、アレルギーがあったり、食べられない物があれば必ずホストファミリーに伝えてください。知らずに出されて食べ残すほうが失礼になってしまうので。
週末のランチ
語学学校に通っている間は、学校主催のイベントなどで週末は出かけることが多くなるでしょう。そんな時はホストがランチボックスを用意してくれることもありますが、家にいない週末のランチは提供されないこともあります。週末に出かける予定がある場合は前日の夜にでも一言、ホストに伝えたほうが良いでしょう。
ネット環境やシャワーなど
wifi環境
スマホやパソコンの利用など、ホームステイ先にWIFI環境があると大変便利です。殆どのホームステイ先にwifi環境がありますが、日本のような高速回線ではないので遅さにちょっとイライラするかもしれません。
Wifiをつなぐ時はホストに一言「使っていい?」と聞いたほうが良いでしょう。週に$10くらいの料金を支払うケースもあるので事前確認が必要です。
洗濯物
自分で洗濯するように言われた場合は洗濯機の使用方法をホストに確認して下さい。洗剤は自分で用意する必要はありません。
家族の洗濯物と一緒に洗ってくれる場合、可能であれば干す時に何らかの形で手伝うと良いと思います。会話のきっかけにもなりますしね。
女性の場合は下着は自分で手洗いなどして自分の部屋に干すほうが良いでしょう。日本の100均で売っている洗濯バサミが10個くらい付いている簡易的な物干しがあると便利ですよ!
お風呂
バスタブはないのでお湯に浸かることはできず基本はシャワーのみです。水は貴重な資源とされているのでシャワー時間は気をつかって下さい。5分程度とか書かれていることもありますが、極力10分~15分以内で済ませた方が良いでしょう。
夜遅くのシャワーもご迷惑になる可能性があるので、できるだけ夜10時以降の利用は避けたほうが良いでしょう。
貴重品の管理
貴重品は自己管理です。
スーツケースがあれば鍵をしめて管理してください。
ホームステイ中に使える英語のフレーズ
誰かに会う時は必ず挨拶
Good’ay / Hello / Good Morning ・Afternoon ・Evening
How’s going? / How are you doing today? / How are you today?
Nice to meet you / How do you do?
通学方法を聞く
Could you tell me how to get to school?
ホストファミリーに学校への通学方法を教えてもらいましょう。教えてもったら実際に最寄りのバス停や駅まで行き、時刻表や乗車方向などを確認しましょう。
起床や就寝
Good morning / Good night / I’m going to bed.
朝、部屋を出るときはベッドメーキングを心がける。夜、疲れて眠くなったら無理やり起きてる必要はなく早めに就寝しましょう。
シャワー・お風呂
May I take a shower? / I am going to take a shower.
バスタブがあったとしてもシャワーしか使わないのが普通です。また、ほとんどの家ではシャワー、トイレ、洗面所が一緒になっているので長い時間の使用は注意しましょう。
キッチン・食事
I enjoy this meal, thank you. / I am full, thank you.
一般的に食生活はそんな豪勢なものではありません。みんなと同じ物を同じように食べてこそ生活体験。キッチンは自由に利用してもかまいませんが後片付けを忘れずに。
洗濯
I would like to wash my clothes. / Could you tell me how to use this?
各家族のやり方に従って下さい。家族のものと一緒に洗濯してくれる場合は手伝う事も忘れずに。洗濯物は所定の場所に干しましょう。
喫煙
Where can I smoke? / Do you mind if I smoke?
家の中は禁煙です。その場合、たばこを吸う場所は屋外のみとなりますが、たばこの吸い殻など後片付けもお忘れなく。
ファミリーとお出かけ
How much do I have to pay for this?
外食などホストファミリーと一緒に出かけた場合、全ての費用をファミリーに負担させることは避け、必ず一言、私の分はいくらですか?と聞くようにしましょう。
家に友人を呼ぶ
May I invite my friend?
友達を呼ぶときは、必ずホストファミリーの都合を聞いたり、許可を取りましょう。
帰宅が遅くなる時や外泊
I will be late tonight. I will be back about 7:00PM. / I will stay at my friend’s place tonight.
帰宅が遅くなる、食事を外で済ます、また外泊する場合は、必ずホストファミリーに知らせましょう。
会話が分からない時
I beg your pardon? / Could you speak slowly,please.
ホームステイをしていてやはり一番困るのは言葉が通じない時。分からない時は分かった振りをせず、素直にわからないと言うことが大切です。
役に立つかもしれないその他のフレーズ
What can I do for you?
何をお手伝いしましょうか?
Could you tell me how to wash the dishes?
お皿の洗い方を教えてくれますか?
I’m sorry, could you please say that again?
すみませんがもう一度言って下さい。
What can I do for you?
なにかお手伝いできることありますか?
Could you pass me the _______ please?
○○を取ってもらえますか?
Pardon? / I beg your pardon?
なんて言ったのですか?
Could you repeat that?
もう一度言ってもらえますか?
Could you speak more slowly, Please?
もっとゆっくり話してくれますか?
Could you write it down for me?
紙に書いてくれませんか?
I don’t understand (this/ that).
理解できません。
How do you pronounce this/that?
どう発音するのですか?
How do you spell that?
どういうスペルですか?
What does this mean? / What do you mean?
どういう意味ですか?
Could you explain this /it (again) to me?
この事について説明してもらえますか?