【ビザ代金の返金決定】コロナ禍でオーストラリアワーホリに行けない方への措置
ワーホリビザ申請料の払い戻しと再申請料の免除が決定
コロナ禍の影響でオーストラリアに入国できない状況が2020年3月20日から続いており、1年が経過した今もなお、入国制限解除の見通しが立っていません。
2020年3月20日以降にワーホリビザで出発予定だった方は出発できないままビザの有効期限が切れ、申請できる年齢制限の31歳を超えてしまった方もいることでしょう。
年齢制限を超えていなければ再申請できるのですが、すでに31歳を超えてしまった方は残念ながら再申請することができません。
そして2021年2月末、年齢制限を超えてしまった方が対象となる申請料の払い戻しと、再申請における申請料免除についての案内が発表されましたので詳しくお伝えします。
*最新ニュース
2021年12月1日より入国制限が解除され、留学、ワーホリ、観光など、全てのビザ保持者の入国ができるようになると発表されました(2021年11月22日)
*入国解除の予定は2021年12月15日に延期されました*
もくじ
払い戻しと申請料免除について
払い戻しと申請料免除の詳細
昨年10月に言及され、2021年2月末に進展した内容がアナウンスされました。
以下、上記のソースをもとに内容が伝わりやすいように文章を付け加えて日本語訳します。
アナウンスの内容
取得済みのワーキングホリデービザを持ち、オーストラリア国外で2020年3月20日から2021年12月31日までの間にビザの有効期限が切れてしまった、または有効期限が切れる場合において、再申請における申請料金の免除や、払い戻しを受けられる可能性があります。
申請料金の免除は、渡航規制によりオーストラリアに出発できないままビザの有効期限が切れてしまった方、または一時的にオーストラリアに滞在していたがコロナの影響で予定よりも早く出国(*補足1)しなければならなかった方が対象となります。
払い戻しの対象は上記の条件に加え、既に31歳を超えてしまい再申請をすることができない方で、この場合はVACリファンドリクエストフォームを利用して払い戻しを要求することができます。
申請料金の免除や払い戻しの申請は2022年12月31日までにする必要があります。
申請料金免除のアプリケーション(申請書)は2021年半ばに利用可能となります。
*補足1
一時的にオーストラリアに滞在していた期限に上限は設けられていませんが、ビザを再申請した場合に元々のワーホリビザの残存期間分だけ滞在できるのか、または1年間滞在できるかの言及はなく、現時点では不明です。
重要事項をまとめると
・払い戻しの対象は31歳を超えて再申請できない方
・30歳以下の再申請資格がある方は払い戻しの対象外
・再申請する場合は申請料金が免除される
・予定よりも早く出国した方のうち、既に31歳を超えて再申請できない方は払い戻しを要求することができる模様
日本語訳されたサイト(PDF)もあるのでリンクを貼っておきます。
再申請における申請料の免除
再申請の詳細は2021年中頃に発表予定
最新ニュース
2021年7月1日より再申請における申請料金の免除が開始されました。
・入国規制により2020年3月20日以降に出発できないままビザの有効期限が切れてしまった方。
・2020年3月20日よりも前に入国して一時的にオーストラリアに滞在していたがコロナの影響で予定よりも早く帰国した方。
上記に該当する場合は将来的にワーホリビザの再申請ができ、その際の申請料金が免除される予定です。共に再申請のタイミングで31歳を超えていないことが条件ですのでご注意を!
おそらく、入国規制が解除されるタイミングでワーホリビザの発給が再開されると思うので(現在は発給停止中)発給が再開された後、ご自身が出発するタイミングを見計らい再申請すれば良いでしょう。
最新情報:2021年12月10日現在、新たなワーホリビザの申請や、再申請において、申請後すぐにビザが降りるようになってきました。
申請料金の免除対象は2022年12月31日までの申請です。これ以降に再申請する場合は通常の申請料金が必要になるでしょう。
申請料金の免除に関するインフォメーションは2021年半ばに予定されているので、再申請を予定している方はしばらく様子をみて下さい。新しい情報が入り次第アップデートいたします。
2021年7月1日より申請料免除の開始
この記事を書いた頃は未定だった申請料金免除の詳細ですが、2021年7月1日より再申請における申請料の免除制度が始まりました。
申請料免除の対象者は
・2020年3月20日以降に入国制限の影響でオーストラリアに出発できないままビザの有効期限が切れてしまった方。
・2020年3月20日よりも前にオーストラリアに出発して一時的に滞在していたが、コロナの影響で予定よりも早く出国した方。
一時的にオーストラリアに滞在していた期限に上限は設けられおらず、再申請にて取得したワーホリビザで1年間の滞在ができるようです。
免除制度は2022年12月31日まで有効なので、申請条件の30歳までに余裕がある方は入国制限の様子をみて再申請することをお勧めします。
間もなく31歳になるけど、どうしてもワーホリに行きたい方!
31歳を超えてしまうと再申請できなくなるので、どうしてもワーホリに行きたい方は31歳になる誕生日の前に再申請してください。
再申請はすでに取得したワーホリビザと同様にこちらのイミアカウントから行い、申請要件や流れも殆ど一緒ですが、
COVID-19 related travel restrictions
Was the last Working Holiday visa held by the applicant a COVID-19 impacted visa?
この質問をYESにすれば申請料金が免除されます。
再申請したとしても直ぐにビザは発給されず、恐らく、入国解除のタイミングと同時にビザが降りてくると思われます。(最新の情報では入国解除が発表された2021年11月22日現在、再申請後、ビザが降りるまで2ヶ月以上かかりそうです)
最新情報:2021年12月10日現在、新たなワーホリビザの申請や、再申請において、申請後すぐにビザが降りるようになってきました。
ビザが取得できた際は発給日から1年以内にオーストラリアに入国し、入国日から数えだし最長で12ヶ月の滞在が可能となります。
入国解除の時期にもよりますが、出発するのが32歳、もしくは33歳になってしまう可能性もあると思いますが、申請料は無料なのでワーホリに行ける目をつぶさない為にも、再申請をしてみてはいかがでしょうか。
ご自身での再申請が不安な方は、手数料4,980円(税込)にて申請代行を承っておりますのでご相談ください。
もし、ワーホリに行くことを諦める場合は、31歳を超えたタイミングで以下に案内する払い戻しの申請をされるとよいでしょう。
払い戻しについて
払い戻しの手順
出発を待っている間に残念ながら31歳を超えてしまった方は申請料金の払い戻しを申請することができます。
31歳になる寸前でビザを取り、31歳になってから出発を予定していた方もいると思いますが、当然その場合も払い戻しの対象です。
払い戻しの申請は以下のサイトとフォームにて行います。
申請サイト
まずは払い戻しの申請サイトより、以下のようにチェックを入れて進めてください。
日本人ワーホリメーカーのSubclassは417です。申請者のメールアドレスの誤入力にも注意して下さい。
そして、払い戻しの申請フォーム【Refund request Form1424】の3~6ページに必要事項を入力して保存したファイルを上記赤枠の箇所に添付します。また、後に案内するサポーティングドキュメントもここで添付します。
あとは以下、名前やパスポート番号などを入れて最後に【Submit】を押せば完了です。
【Submit】を押した後に以下の画面になれば、しっかり送信が完了しています。
申請フォームの注意事項
Form1424|入力時の注意事項
申請フォームには名前や生年月日など多くの入力が必要ですが、注意点や補足事項を記載いたします。
Part B - 6
申請フォームPart Bの6に入力するTRN(リファレンスナンバー)などは、ワーホリビザの申請時に作成したご自身のImm Accountにて確認することができます。
Part B - 11
申請フォームPart Bの11は殆どの方がOnlineにチェックが入ると思いますが、サポーティングドキュメントが必要で、その詳細はPart Hの26で確認することができます。
サポーティングドキュメントではレシートの画像が求められていますが、こちらもご自身のImm Accountで確認でき、ダウンロードにて取り出すことができます。
Part C
申請フォームPart Cの12/13/14/15、これらの詳細もご自身のImm Accountにて確認できるレシートに記載があります。
Part E
ここでは返金先の銀行口座の詳細を入力しますが最も注意が必要です。オーストラリアの銀行に送金してもらう場合はAustralian accountにチェック、日本の銀行に海外送金してもらう場合はOverseas accountにチェックを入れますが、オーストラリアから日本の銀行へ送金する際に必要なSWIFTコードなど、間違わないように入力を進めてください。
form1424の添付
入力したform1424は1つのドキュメントになるように添付、フォーマットはpdf、png、jpgのいずれかにして10MB以下のサイズにすること。
*申請サイトから抜粋*
Attach the completed Form 1424 as one document. Acceptable file formats: pdf, png, jpg, to a total maximum file size of 10MB.
Supporting documentsの添付
レシートなど、サポーティングドキュメントの添付はform1424を添付する場所と同じです(添付箇所はこちら)
いくら返金される?
返金額のシミュレーション
返金の措置が発表されたばかりなので未だ払い戻しの事例がなく、明確には分かりませんが、35,000円~36,000円くらいになると予測します。
*最新の返金情報*
2021年9月中旬に返金された方は、35,160円の返金があったそうです。
予測される返金額の内訳
・申請料の返金が$485|日本円にして約40,000円
・銀行間の諸々手数料|4,000円~5,000円と予測
*$1=83円での換算
着金側の日本の銀行で課せられる海外送金の事務手数料が各銀行により異なりますが、ざっくりこのくらいの返金になると見込んでいます。
また、返金時の豪ドルの為替レートによっても前後し、為替レートの上がり下がりで上記金額よりも500円~2,000円くらいの前後は生じるでしょう。
返金の事例が増えてきたらアップデートいたします。
払い戻しの申請代行を承ります
この記事では、ご自身で払い戻しの申請をする流れをご説明しましたが、実際に申請をするとなると不明な点も多く出てくると思います。
ご自身での申請が不安な方は、手数料13,200円(税込)にて払い戻しの申請代行を承ります。
2021年7月1日よりできるようになった再申請の代行は手数料4,950円(税込)にて承ります。
ご自身で手続きを進め、何らかの不備が生じた後からの代行はお断りを致しますのでご注意ください。
また、申請代行にはこちらのイミアカウントにログインするためのユーザーネームとパスワードが必要となりますので事前に確認をお願い致します。
その他、代行について不明な点や、申請代行を希望される場合はこちらの問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。