語学以外の学び
バリスタコースでローカルカフェでのインターンシップに挑戦
オーストラリアの語学学校で受講できるバリスタコースはご存知ですか?バリスタという言葉を耳にしたことがあると思いますがバリスタをウィキペディアで検索すると……
バリスタ(伊: barista)はバールのカウンターに立ち、客からの注文を受けてエスプレッソをはじめとするコーヒーを淹れる職業、およびその職業についている人物をいう。イタリアのバールには喫茶店やカフェとしての特徴がある。バーのバーテンダーがもっぱら酒類を扱うのに対し、バールで働くバリスタはノン・アルコールの飲料、とりわけコーヒーに関する知識と技術をもつ……
コーヒーの知識やコーヒー作り/ラテアートの実技が習えるコースをオーストラリアの学校で開講しており、それをバリスタコースと呼んでいます。
バリスタコースで学べること
- エスプレッソマシーンの使い方
- コーヒーの作り方
- コーヒーの歴史や文化
- 豆についての知識
- 飲み方/煎り方
- ラテアート
- 接客英語のレッスン
- ローカルカフェで実習トレーニング
(メルボルンのみ)
実は凄いオーストラリアのカフェ文化
仕事前はカフェでカプチーノを一杯、またはコーヒーを片手に通勤して、日曜日の朝はゆっくりと自分のお気に入りのカフェでコーヒーと朝食を摂るなんていう文化が深く根付いており、特にイタリアからの移民が多く暮らす南オーストラリアのメルボルンは別格のカフェ天国!
スターバックスがオーストラリアにも進出していたのですが売上げの不振から2014年度に撤退をしました。明確に言えば運営権を地元企業に売却したそうです。
スターバックスがオーストラリアで苦戦した大きな理由が、オーストラリアは既に本格的なエスプレッソやカフェの文化が根付いていたからだとされています。特に戦後に急増したイタリア系移民が持ち込んだエスプレッソが市場を席巻しているからだそうです。なお、イタリアにもスターバックスは進出できてないそうです。
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スターバックスが撤退だなんて日本では考えられませんよね?それだけオーストラリアは自国でのカフェ文化が繁栄しているという証拠です。世界的に評価の高いバリスタを数多く排出し、プロのバリスタは大手チェーン店ではなく個人の小さなカフェを舞台に活躍しています!
これだけ自国でのカフェ文化が強く根付いているオーストラリアでバリスタの勉強ができるのは素晴らしい機会になると思いますし、ローカルのカフェでアルバイトができるきっかけにもなるでしょう。挑戦する価値があるコースだと思います。
カフェでの実習トレーニング
バリスタコースはブリスベン、ゴールドコースト、シドニーの学校でも開講されているのですがローカルのカフェで研修ができるのはメルボルンのみです。
メルボルンのバリスタコースは学科+無給ではありますが実習という形で接客もするし、コーヒも作るし、2週間の本格的な研修がローカルのカフェで出来ます。ゆえ、バリスタコースに入学できる英語の基準も高く、即戦力としてオーストラリアのカフェで働けることを目的としたコース内容になっています。
ワーホリ中にオーストラリアのカフェで働きたいが英語力も無く、カフェで働いた経験も無い状態で仕事を得るには厳しいものがあります。そんな中、英語力も高めながらバリスタとしての知識と経験が積めるメルボルンでのバリスタコースが人気となっています。 |